2011秋冬NYコレクションレポート 「

新しいブランドの成長を見守るのは楽しい. まるで我が子の成長を見守る親の気分だ. マーカス・ウェインライトとデービッド・ネビルが立ち上げた 「ラグ&ボーン」 もまだ10歳にならないが、ずいぶん大人になってきた. 当初はデニム専科ともいえるブランドだったけれど、あっという間にメンズやアクセサリーのラインにまで手を広げ、気がつけば独自のファッション世界を築き上げているようだ. ウェインライトとネビルのコンビが紡ぎ出すのは、都会派のクールな若者にうける売れ筋の商品ばかりではない. この二人はすでに、ファッションを単なるモノとしてではなく、独創的なアイディアとして提案する域に達している. 2011年秋冬コレクションでは、学生っぽいプレッピー・ルックとハイテク素材、洗練された大人のバイカーファッション、そしてスコットランド伝統のチェックという、決して目新しくはないが、この4つのコンセプトを自在にブレンドして、まったく新しい独創的なスタイルを生み出した. もちろん、いかにも「ラグ&ボーン」らしい服もあった. 袖にクリーム色のシアリング(1歳の羊の毛. なぜか今シーズンのトレンドのひとつになりそうな気配)を施したグレーのコートや、ハイテク素材と革のコートにフードをつけ、そのフードの縁をたっぷりの毛皮で飾り立てたスタイルなどだ. prolerosin ニットのセータードレスや暖かそうなジャンパーも健在. レザー・ストラップが楽しいアンクルブーツや、2色使いの膝まであるブーツもいい. TVや雑誌からインターネットまで、さまざまな映像や画像があふれている今の時代、特定のジャンルにおさまるようなファッションではつまらない. 女性の中に潜む不日本代表 サッカー ユニフォーム倫願望 それを知っているから、このイギリス人の二人組はジャンルの境界線を壊し、新たなジャンルを生み出そうとしている. 2011年秋冬コレクション「ラグ&ボーン」の全ルックは、こちら.

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